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「わたしを離さないで」ネタバレ!救いようのないドラマのあらすじと感想

「わたしを離さないで」ネタバレ!救いようのないドラマのあらすじと感想

 

2016年1月からスタートした、TBSの金曜夜10時のドラマ「わたしを離さないで」
イギリスで100万部を超える大ヒットとなった原作がついにドラマ化されました。

実はこの原作「わたしを離さないで」は、すでに映画化されていて、わたしも観たことがあったんですね。
今回、ドラマ化されたということを機に「どんなラストだったかしら・・・?」と結末を思い起こそうとしましたがなかなか思い出せなかったので、再び映画をレンタルしてじっくり鑑賞してみることにしました。

原作の小説は読んだことがないのですが、映画「わたしを離さないで」のあらすじをたどることでドラマの結末も見えてくるはず!
(あくまでドラマが原作に忠実である場合ですが)

「綾瀬はるかさんを中心とする主人公たちが一体どうなってしまうのか?ネタバレでもいいから早く知りたい!」というあなたのために、今回は映画「わたしを離さないで」のあらすじと感想をまとめてみたいと思います。

 

 

映画「わたしを離さないで」のあらすじとネタバレ

外界から隔絶した寄宿学校ヘールシャムは、他人に臓器を“提供”するために生まれてきた〈特別な存在〉を育てる施設。
キャシー、ルース、トミーは、そこで小さい頃から一緒に過ごしてきた。
しかしルースとトミーが恋仲になったことから、トミーに想いを寄せていたキャシーは2人のもとを離れ、3人の絆は壊れてしまう。
やがて、彼らに逃れようのない過酷な運命が近づく。
ルースの“提供”が始まる頃、3人は思わぬ再会を果たすが……。

引用:20世紀フォックス

 

舞台は1978年のイギリス。
キャシー(キャリー・マリガン)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)、ルース(キーラ・ナイトレイ)の3人を中心に物語は展開していきます。

彼らはヘールシャムと呼ばれる施設で育ちますが、この施設の目的が何とも衝撃的。
“臓器提供を行うための子どもを育てる”施設なんですね。
それゆえに彼らは“特別な子ども”として衣食住はもちろん、思想や考え方まで、当たり前のように管理されて生活しています。

彼らは18歳になるまでこの施設で暮らし、本格的に“提供”と呼ばれる臓器提供手術のオファーがあるまでコテージで暮らすことが許されているだけ。
自分の臓器が誰かの臓器に適合すれば、“提供”は避けられません。
ほとんどは3回の臓器提供、多くても4回の臓器提供で彼らは“終了”と呼ばれる死を迎えることになります。
とにかく、彼らにはとても暗い未来が待ち受けているわけです。

ここで、“死=終了”と表現されているのには深い理由があります。
それは彼らが純粋に誕生した人間ではなく、複製されたクローンであるということ。
誰かのクローンである以上、外の世界には“オリジナル”と呼ばれる本物がいます。
本物には人権がありますが、クローンには人権など存在していないというわけですね。
彼らが子ども時代に外の世界に出ることを許されなかったのには、こういう理由があったんです。

子ども時代、キャシーとトミーは心を通わせていましたが、この2人の様子にやきもちを焼いたルースがトミーに急接近。
それからというもの、トミーはルースの恋人となり、3人の仲は壊れてしまいます。

ヘールシャムからコテージに移り、ほかの施設のクローンたちと共同生活を送る中、ルースによく似た“オリジナル”を見たとの情報が。
ですが、それは全くの別人で、彼らはひどく落胆してしまいます。
コテージ内では、本当に愛し合う男女2人が申請すれば、最初の臓器提供まで3年間もしくは4年間の猶予が認められるという噂話もあり、せめて何とか猶予をもらいたいと願う男女も。
3人がバラバラになってしまってから10年。
まだ一度も臓器提供のオファーを受けていなかったキャシーは、臓器を提供した仲間のお世話をする介護人として働いています。

回復センターや病院を行き来する中、モニターに映し出された提供者の顔にハッとするキャシー。
それは紛れもなくルースでした。
ルースはすでに2回目の臓器提供を行った後で、体力的に弱りきっている状態。
そんなルースからキャシーは、トミーも臓器提供を2回行ったことを知らされます。

ルースの体力が回復するのを待って、3人は再会することに。
そこで、ルースの口からキャシーとトミーの仲を裂いてしまったことへの謝罪の言葉が。
トミーと恋仲になったのは、カップルになることで臓器提供の猶予を受けるためではなく、ただのやきもちだったと・・・

その後、ルースに3回目の臓器提供オファーが来ます。
ルースは臓器をとられた状態で、開腹した部分を縫合されるでもなく、放置され“終了”
物のように扱われ、亡くなってしまいます。

ルースの“終了”はキャシーとトミーにとって悲しい出来事でしたが、子どもの頃からずっと背負い続けてきた運命にあらがう気持ちは2人にはありません。
ですが、彼らは自分たちの運命と現実を受け入れながらも、生きる希望は捨てませんでした。

お互いの愛を確かめ合ったキャシーとトミーは、臓器提供の猶予を受けるために施設時代に“マダム”と呼んでいた支援者の元へ行くことに。
そこでいかに2人が愛し合っているかを伝えるために、魂を込めて描いた絵画を見せるのですが、マダムに続いて登場した校長先生から猶予などないことを知らされます。

厳しい運命を受け入れたまま、トミーは3回目の臓器提供を行い、命を落とすことに。
ルースとトミーを失ってしまったキャシーに、初めての臓器提供オファーがやってきます。
「失くしたものが集まる場所」と言われるノーフォークの地にただ一人立つキャシー。
彼女は一体何を思うのでしょう・・・

 

 

映画「わたしを離さないで」の感想

トータルで2回目の鑑賞を終えたわけですが、とにかくストーリーの展開が暗すぎて救いようがありません。
序盤の子ども時代は題材も新鮮かつ衝撃的なため、物語にグイグイ引き込まれるのですが、いよいよ臓器提供という年頃になってからは希望も何もなく淡々と進むので、何とかこの運命を断ち切れないものかとヤキモキしてしまいました・・・

これがこの作品の色であり、テーマであると言われればそれまでですが、わたし個人としてはもうちょっと希望が見いだせるストーリー展開でも良かったのではないかと。
たとえば、生きるために運命を蹴散らして逃避行をするとか、外の世界を知るうちに自分たちの運命に疑問を抱くようになっていくとか・・・
うまく言えませんが、そういうどんでん返し的な展開を期待していましたね、初めは。

唯一、運命にあらがう行動をとったと言ったら、臓器提供の猶予を受けるためにマダムの元へ向かったことだけ。
彼らの中に「運命に逆らって生き延びてやる!」という気持ちが一切起らなかったのは、これまでの長い期間に刷り込まれ植え付けられたものがたくさんあったからにほかなりませんが、それにしても何とかならなかったのかと悔しく感じてしまいます。

 

ドラマ「わたしを離さないで」はここが映画と違う!?

映画「わたしを離さないで」では、新しい先生がそれほど重要なキーパーソンにはなっていませんでしたが、ドラマでは伊藤歩さん演じる堀江龍子先生がクローズアップされて描かれています。

綾瀬はるかさん演じる主人公の保科恭子も、映画のキャシーとはちょっと違って冷酷な雰囲気ですし、映画とドラマとでは雰囲気がだいぶ異なるのでそれも興味深いですね。

臓器提供とクローンという重いテーマですが、いずれはきちんと向かい合わなければならない問題になっていくはずなので、そういう社会的な視点でドラマを見てもいいかもしれません。

 

 

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