
母の日が過ぎると、その次は父の日。
6月の第3日曜日が父の日ですね。
母の日はどこもかしこもあんなに盛り上がっていたのに、父の日はなんとなく盛り上がりに欠けて見えるのはわたしだけでしょうか?
母の日に贈る花と言ったらもちろんカーネーションですが、父の日に贈る花を聞かれたらあなたは答えられますか?
今回は、母の日ほど知られていないと感じられる父の日の由来と父の日に花を贈るならどんな種類の花がいいのかについてお話ししたいと思います。
父の日はいつどのようにして始まった?
父の日が始まるきっかけになったのは、やっぱり“母の日”。
1905年にアンナ・ジャービスが母の日を提唱した後、1909年にジョン・ブルース・ドット夫人が「父親を尊敬し、称え祝う日」として提唱しました。
意外なことに、どちらも提唱された時期はそんなに差がないんですね。
ところがこの2つの日、提唱されてから認知され正式に制定されるまでの年月にはかなりの差があります。
1914年には母の日が正式に制定されましたが、父の日が認知されて正式に制定されたのはなんと1972年!
提唱されてからかなりの年月が経っています。
「母の日があるのに父の日がないのは不公平」ということから提唱された父の日ですが、認知されて正式に制定されるまでこんなにも長い年月がかかったのは逆に物悲しさを誘いますね。
父の日にも贈るべき花がある!?
母の日にはカーネーションがお決まりの花ですが、父の日にもちゃんと贈るべき花が提案されています。
父の日を提唱したドット夫人は赤と白のバラを提案しましたが、父の日のイベントが日本に輸入された際に黄色のバラが提唱されたため、日本では黄色のバラが父の日の花として知られるようになりました。
とは言え、母の日のカーネーションほど認知されてはいないので、花の種類はバラに限らずひまわりなども人気になっています。
父の日の花は家族向けの花??
母の日のカーネーションはお母さん個人に贈る花として認識されていますが、父の日の花はお父さん個人に対してというよりも家族に向けてという意味合いが強いようです。
たとえば、
- 父の日に食卓を飾る花として・・・
- 家の中を明るく華やかにしたい
- 家族で楽しめる花を・・・
というように、家族向けの花を選ぶ方が多いんですね。
これはお父さんが男性だからというのもあると思いますが、お父さんが一家の大黒柱という位置づけになっているのもあるでしょう。
お父さんを中心として明るく楽しい家庭にしていきたいという願いが、父の日の花には込められているように感じます。
父の日に花を贈るならどんな種類がいい?
父の日の花は家族に向けての花というふうに考えると、イベントカラーでもある黄色の花として代表的なのはひまわり。
お父さんが太陽のような存在だという意味でも、ひまわりの花はぴったりです。
それから、時期的なことで考えれば、オレンジの明るい色合いが魅力的なハイビスカスもおすすめ。
食卓に飾れば家全体がパッと明るく華やぎますし、家族そろっての食事もますますおいしく感じられるに違いありません。
また、ブルーベリーなどの果樹類も家族みんなで栽培と収穫を楽しめるのでぴったり。
一緒に果樹を育てることで家族のコミュニケーションもうまくいくようになるはずです。
今年の父の日はお父さんへのプレゼントと一緒にぜひ花の贈り物をしてみてはどうですか?
父の日の由来を知った後だと、いつものイベントもなんだか感慨深いものですよ。
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