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子どもがインフルエンザにかかったら?受診のタイミングと看病のポイント

子どもがインフルエンザにかかったら?受診のタイミングと看病のポイント

 

毎日の手洗い・うがいを徹底してやってきたのに、子どもがインフルエンザにかかってしまった・・・
幼稚園や学校など、集団生活をしている子どもにとって、インフルエンザをはじめとする感染症は避けられないものですよね。

インフルエンザというといかにも重病のように感じてしまい、親のほうが慌ててしまったりするのですが、風邪の一種にすぎないので慌てる必要はありません。

今回は、子どもがインフルエンザにかかったらどう対処すればいいのか?
病院を受診するタイミング看病をするポイントについてお伝えします。

 

 

インフルエンザを疑う前に

風邪の多くは一般的に、1~2日かけてゆっくりと症状が現れますが、インフルエンザの場合は鼻水、結膜炎、咽頭炎、せきなどの症状が突発的に発生します。
それらの症状に加えて、高熱、筋肉痛、倦怠感、頭痛などの全身症状も一緒に現れるのが大きな特徴です。

ですが、症状の程度は人それぞれ。
39度以上の高熱が出る人もいれば、熱が上がらずにせきや痰、鼻水などの症状が2~3日出ただけで終わってしまう人もいます。

インフルエンザは風邪の一種なので、この2つには明確な症状の違いというものはありません。
なので、インフルエンザを疑ってすぐに病院に連れて行くよりもまずは落ち着いて様子をみるようにしたほうがいいでしょう。

 

病院にはどのタイミングで行くのがいい?受診する目安は?

インフルエンザの治療の基本は、十分な休息と水分の摂取。
子どもの様子をよく観察して、全身状態が良ければ急いで病院を受診する必要はありません。

ここで言う全身状態が良くない場合とは、次のような場合を指します。

  • 顔色が悪い
  • ぐったりして生気がない
  • 弱くあえぐような息づかい
  • 高い熱が持続する
  • 混乱してうわごとを言う
  • 尿が出にくく回数が激減した
  • おう吐が続いて水分を受け付けない

以上のような症状が見られる場合は、合併症の可能性があるので早めに受診しなければなりません。

子どもはなぜか病院が閉まっている夜間や休日に熱を出すことが多いですよね。
そのため、夜間診療休日診療に行くべきかどうか迷ってしまうことが多々あるんですが、症状が軽ければ慌てて病院に行くよりも家で様子をみたほうが良い場合が多いです。

病院に連れて行くことで何時間も待たされて辛い思いをしたり、ほかの病気をもらったりというデメリットもあります。
医師によっては必要のない過剰な治療をされてしまう場合も考えられるので、まずは慌てず冷静に行動するようにしましょう。

 

高熱にはどう対処する?解熱剤は使うべき?

熱が上がるとどうしても下げようと必死になってしまいがちですが、熱は決して怖いものではありません。
熱射病や髄膜炎、重症の肺炎で血液中の酸素濃度が大幅に低下するなどの重篤な病気でない限り、高熱が出たからといって脳に障害が起きたり死亡につながったりするわけではないのです。
なぜなら、脳は一定の温度に保たれていて、通常は41.5度以上には上がらないようになっているからなんですね。

発熱は体がウイルスをやっつけようと必死に闘っているサイン。
ウイルスに対する免疫を動員したり、壊された組織を修復するときに熱が上がります。
発熱は病気を治す自然の働きで、いわゆる体の防御機能なんです。

なので、高熱が出たからといって解熱剤でむやみに熱を下げるのは避けるべき。
とくにボルタレンポンタールなどの非ステロイド系抗炎症解熱剤を使用すると、脳症や脳炎、ライ症候群といった重篤な副作用がもたらされる危険性が高くなります。

現在、これらの解熱剤は使用禁止の方針が打ち出されているのでそれほど気にすることはありませんが、解熱剤を使って熱を下げようとすると以下のようなマイナス面が出てくることが分かってきたので注意が必要です。

  • 解熱剤を使うと、使わなかったときと比べて病気が完治するまでの日数が1~2日長引く
  • 解熱剤を使うと、ウイルスが約10倍も増えてしまう

解熱剤にはこのようなマイナス面があるので、高熱に対しては薬よりも看病のほうを優先させるほうが得策です。

子どもの場合、熱の高さと病気の重さは必ずしも比例しないと言われることが多く、熱が高いからといって重症とは言い切れません。
逆に熱が低いから症状が軽いとも言えないんですね。

なので、ただ熱が出たとか何度以上になったという単純な基準だけで安易に解熱剤を使うことは避けたほうがいいでしょう。
ただし、高熱であまりにも苦しんでいる状態のときは、副作用の少ないアセトアミノフェンという解熱剤を使うのは仕方ないかもしれませんね。

ちなみに、熱を下げるために冷却シートを使う人も多いと思いますが、冷却シートは基本的に熱を下げるものではありません。
本人が気持ち良ければ使ってあげたらいいですし、嫌がるなら無理に使わなくてもいいぐらいのものです。

赤ちゃん用の冷却シートも販売されていますが、以前、生後4ヶ月の赤ちゃんに貼っていた冷却シートが鼻や口のほうにずれて窒息死したケースがニュースでも報じられたことがあるので、十分気を付ける必要があります。

 

 

子どもは安静にさせておくべき?

子どもはよほど高熱でも出ない限り、たとえインフルエンザにかかっても遊びたがったり動き回ったり、とにかくじっとしていないもの。
インフルエンザの治療で大事なことは、まず第一に十分な休息と言われているので、親としては安静にしていてもらいたいですよね。

ですが、ここで言う休息というのは、安静にするという意味とはちょっと違います。
昔は病気になると、「安静第一」と言ってひたすら布団に横になっていることが当たり前でしたが、このような過ごし方ではかえって病気の治りが遅くなることが最近の研究で分かってきました。

子どもを看病するポイントは、子どもの好きなことを好きなようにやらせてあげるということ。
本当なら遊びたいところをじっと我慢させられているのでは、機嫌が悪くなって治りも遅くなってしまいます。

子どもは親が心配しなくても無理をしてまで遊ぶというようなことはしないもの。
体調に差し支えるぐらい疲れてくれば、何も言わなくても横になって休息をとろうとします。
仕事や家事のために無理をしてしまう大人と違って、子どものほうがよっぽど自分の体の状態に正直に行動するので、無理やり安静にさせておかなくても大丈夫なんですよ。

 

発熱時は厚着と薄着のどちらがおすすめ?

服装については、熱の上がり始めで悪寒がするときは厚着に、そして、熱が上がりきって暑がるようだったら薄着にさせます。

たとえ同じ程度の熱でも、ぞくぞくして震えてしまうほど寒いときに出る熱と、脂汗が出てぼうっとするほど暑いときに出る熱とでは対処方法が違ってきます。
赤い顔をして汗ばみ、胸元もカッカとしているような状態だったら、薄着にして部屋の温度も高くなりすぎないように涼しい環境を作ってあげます。
反対に、顔が青白く、体全体がひんやりと冷たいような状態だったら、厚着にして毛布を1枚多くかけるなどして暖かい環境を作ってあげてください。

発熱の状態は刻々と変化していくので、子どもの様子を見ながらその都度厚着にさせたり薄着にさせたりを判断するようにしましょう。

 

水分補給は何をどの程度与える?

インフルエンザでは高熱が出る場合が多いので、脱水症状を起こさないためにも水分補給は大事です。

発熱は病気を治すために新陳代謝を高めている状態。
新陳代謝をスムーズにするためには多くの水分が必要になります。
折を見て、欲しがる分だけ、飲める分だけ十分に与えるようにしましょう。
とくに唇が赤くなって乾いている状態のときやひどくぐったりとしているときには、なるべく回数を多く与えるようにしてください。

水分補給はイオン飲料などがおすすめですが、子どもが好んで飲める水分であればとくに何でも構いません。
どうしても飲みたがらないような場合は、無理してまで飲ませる必要はありません。
子どもの意思を尊重し、好きにさせてあげるようにしましょう。

 

以上、子どもがインフルエンザにかかったら押さえておくべき看病のポイントでした。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

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