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喪中の正月の過ごし方は?正月飾りは飾ってもいい?

喪中の正月の過ごし方は?正月飾りは飾ってもいい?

 

今年、身内に不幸があって喪に服しているはずのお隣さんがクリスマスを過ぎてから門の前に門松を立て、玄関ドアにしめ飾りを飾り始めました。
最初は「正月飾りを準備する時期になったんだな~」ぐらいにしか思わなかったのですが、お隣さんが今年喪中だったことに気付いて、なんだか違和感を覚えてしまい・・・

日本のしきたり的に考えて、喪中に正月飾りを飾っても問題ないのでしょうか?
そもそも喪中とはどういうもので、喪中の正月はどのように過ごせばいいのでしょう?

とても疑問に感じたので、喪中の正月の過ごし方について調べてみたいと思います。

 

 

喪中とは一体どういうもの?

年末になると、“喪中につき年始の挨拶を辞退する”という主旨の喪中はがきが届くことがあります。

昔から、身内に不幸があった家族は一定期間、喪服を着て日常とは異なった生活をするという習わしがありました。
そしてこの習わしのことを「喪に服する」とか「忌みに入る」というふうに表現するんですよね。

喪に服する期間としては、明治時代に服忌令という決まりが出されて、

  • 父母が亡くなったとき⇒50日の喪日、13ヶ月の服日
  • 夫が亡くなったとき⇒30日の喪日、13ヶ月の服日

というように服喪期間が定められていました。

 

ちなみにここで喪日というのは喪中の期間のことで、服日というのは喪服を着ている期間のこと。
喪日は現在でも引き継がれている習わしですが、服日はほとんど廃れていますよね。
喪中だからと言って、1年以上も喪服を着ている人は全くと言っていいほどいなくなっています。

 

喪中は何のためにある?

仏教では、亡くなってから四十九日間は死者の霊がたどり着くところが決まっていないと考えられていることから、残された遺族たちが丁寧に供養しなければならないとされてきました。
それで、死後四十九日間は亡くなった人の冥福を祈るために、お坊さんを招いて読経をあげてもらったり、法事と呼ばれる法要をすることが習わしになったというわけです。

本来、法要は四十九日までの間に7日ごとに行われていましたが、現在では

  • 7日目の初七日
  • 35日目の五七日
  • 49日目の七七日

などに法要を行うなど、どんどん簡略化されてきているようです。

 

 

喪中の正月の過ごし方は?

喪に服している期間、本来はどのように過ごすべきなのか調べてみました。

喪中に残された遺族は念仏を唱え、社交的な行事には関わらず、とくに死亡して間もない7日間、つまり“忌中”と呼ばれる初七日までは魚など一切の生臭物を口にしてはいけないとされていました。

正月の過ごし方に関しても、門松やしめ飾りなどの正月飾りはもちろん、餅つきや初詣などの正月行事も一切やめて、
ひたすら喪に服することが習わしだったとのこと。

現在ではこういう習わしはほとんど失われてしまったようで、喪中に遺族が行うことと言ったら、年賀欠礼の通知として喪中はがきを出す程度にとどまっています。

 

 

まとめ

本来の喪中の過ごし方としては正月もひたすら喪に服すことが基本で、正月らしい正月の迎え方をすべて取りやめることが一般的だったようです。
でも、これはもう時代に合わない習わしだと言ってもいいぐらいで、現実的には喪中であっても正月に魚は食べるでしょうし、鏡餅を飾って餅を食べることもあるでしょう。

ただ、門松しめ飾りのように外に見える正月飾りについては、場合によっては今回のわたしのように疑問をもたれてしまうことも考えられるので、あまり目立っては行わないほうがいいかと思います。
もしわたしの身内に不幸があったら、正月飾りを飾ろうと思うことすらないですけどね。

年が明けるのをきっかけに少しでも明るい気持ちになりたくて正月飾りを飾りたいと考える人もいると思うので、それが良いか悪いか一概に判断することはできません。
喪中は正月飾りを飾らない”という本来の習わしを頭に置いた上で、あとは個人の判断になるのではないでしょうか。

 

 

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