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早生まれと遅生まれの違いは?4月1日生まれと4月2日生まれが違う学年になる理由

早生まれと遅生まれの違いは?4月1日生まれと4月2日生まれが違う学年になる理由

 

うちの長男は3月生まれで、いわゆる早生まれ
逆に次男は5月生まれで遅生まれになります。

赤ちゃんの頃は、「生後〇ヶ月」というように月齢というものが子どもの成長や発達の目安になっていました。
なので、同じ年に生まれたほかの赤ちゃんを見て、体格やできることに違いがあったとしても、「月齢が違うんだから当然よね」と納得して受け止めることができていたんですよね。
ところが、幼稚園に行きだして集団生活が始まると、同じ学年の子同士でも生まれ月による差がハッキリ感じられるように。

3月生まれの息子は、体も小さいほうで運動会のかけっこでは年少組から年長組までいつもビリかビリから2番目。
発音も赤ちゃん言葉のままで、何となくできることも遅く感じられ・・・
赤ちゃん時代には早生まれ、遅生まれを意識することはなかったのですが、幼稚園でほかの子と一緒に生活するようになると、どうしても早生まれと遅生まれの違いを意識してしまうんですよね。

息子は3月生まれなので、その前年の4月に生まれた子と同学年になるわけですが、そう考えるとほとんど1年ぐらい成長に差があることになるんです。
とくに幼稚園に入園したての年少組のときなんかは、発達の差がとても大きく感じられました。
それでも「早生まれだから〇〇が遅い」「早生まれだから〇〇できない」とは思いたくなかったので、極力気にしないようにしてきたんですよね。

生まれ月の差は成長するにつれてだんだん縮まってくると言われていますし、早生まれで活躍している有名人もたくさんいます。
息子は息子なりのペースで成長していければいいんですよね。

で、早生まれと遅生まれの違いについていろいろ考えていたときにふと気になったことがあって。
それは、「早生まれ」「遅生まれ」という言葉についてです。

3月生まれは生まれた順番から言うと同学年の中では最も遅いほう。
ならば、早生まれというよりも遅生まれといったほうが分かりやすくていい気がしませんか?
それに、4月1日生まれの子と4月2日生まれの子が違う学年になってしまう理由も気になります。

そこで今回は、

  • 早生まれと遅生まれの違いは一体何なのか?
  • 遅生まれはどうして4月2日からなのか?

この疑問点を解消していきたいと思います。

 

 

そもそも「早生まれ」「遅生まれ」とは?

まず、「早生まれ」「遅生まれ」という言葉そのものが指す意味について調べてみました。

  • 早生まれ:1月1日から4月1日生まれ
  • 遅生まれ:4月2日から12月31日生まれ

うちの長男の場合は3月生まれなので早生まれ、次男の場合は5月生まれなので遅生まれに該当します。
ついでに言うと、長男は平成21年3月生まれで次男は平成25年5月生まれ。
兄弟の年の差は3月~5月の間を除いて4歳差なのですが、学年で言うと5学年差になるんですね。
これが早生まれと遅生まれの兄弟の年の差を考えるときにややこしくなる部分なのですが・・・

ややこしいと言えば、わたしがいまだに混乱してしまうのは、1月1日から4月1日生まれの子を「早生まれ」と呼ぶこと
同学年の中で考えると、1月1日から4月1日の間に生まれた子のほうが4月2日から12月31日の間に生まれた子よりも誕生日を迎えるのが遅いですよね。
感覚的なことから言うと、「遅生まれ」と呼ぶほうがしっくりくると思いませんか?

なぜ、いつ頃に「早生まれ」「遅生まれ」という呼び方になったのでしょう?
調べてみると、この呼び方の発祥は明治にさかのぼることが分かりました。

 

キーポイントは「数え年」にあった!

「早生まれ」「遅生まれ」というややこしい呼び方が生まれたのはいつ頃かと言うと、明治19年に制定された小学校令が改正された明治33年頃だと考えられています。
そもそも、江戸の寺子屋や藩校の頃は子どもによって就学時期がまちまちだったので、明治維新以降もしばらくは何歳から学校に入るかが統一されていなかったそうです。

で、これが統一されたのが明治33年のこと。
このとき、学校に入る時期は「満6歳に達した月以降の学年始め」と定められていたといいます。

当時、年齢の数え方として使われていたのは「数え年」。
これはわたしたちが普段使っている年齢の数え方とは違うものになります。

数え年は、生まれた年を1歳として、それ以降は元日を迎えるたびに年をとるというもの。
たとえば、平成21年に生まれた子どもは生まれた平成21年の時点ですでに1歳。
年が明けて平成22年になった時点で2歳になっているという計算になります。

極端な話、平成21年の12月に生まれたばかりの新生児でもすでに1歳で、年が明けて平成22年の1月になった時点で2歳になるということですよね。
わずか生後1ヶ月で2歳になってしまうわけです。
なんともむちゃくちゃな計算だとは思いませんか?

それに対して、わたしたちが現在使っている「満年齢」という数え方は、誕生日を基準とした年齢の数え方
生まれた年は0歳で、それ以降は誕生日を迎えるたびに年をとるというものですね。

数え年は明治まではごく一般的に使われてきた年齢の数え方ですが、これが現在の満年齢と同時に存在しているために
混乱を招いているわけなんです。

 

 

1月から3月を「早生まれ」と呼ぶ理由は?

では、1月1日から4月1日生まれはなぜ「早生まれ」と呼ばれるのでしょうか?

先ほどの例で考えると、平成21年に生まれた子どもは、小学校に入学する平成27年には数え年で7歳になっています。
ですが、同じ平成21年生まれの子どもでも平成27年に小学校に入学できる子どもは平成21年1月1日から4月1日の子どもだけです。
平成21年4月2日以降に生まれた子どもはその下の学年になるんですよね。

つまり、数え年では同じ7歳なのに、1月1日から4月1日の間に生まれた子どもだけが1歳早く入学することになるわけです。
4月2日以降に生まれた子どもよりも一足お先に入学するので「早生まれ」という呼び方になったということなんですね。

以上のことを分かりやすくまとめてみると・・・

  • 早生まれ
    1月1日から4月1日生まれ
    小学校に入学するのは数え年で7歳、満年齢で6歳のとき
  • 遅生まれ
    4月2日から12月31日生まれ
    小学校に入学するのは数え年で8歳、満年齢で7歳のとき

 

「遅生まれ」が4月2日からなのはなぜ?

「早生まれ」「遅生まれ」という呼び方がなぜ、いつ頃に発祥したのかは分かりました。
ですが、もうひとつ、早生まれと遅生まれの区切りがなぜ4月1日と2日の間になったのかが疑問ですよね。
どうせなら3月31日と4月1日の間で区切れば分かりやすいのに・・・と思ってしまいます。

では、どうして「遅生まれ」は4月2日からになったのでしょう?
その理由は、学校教育と年齢、期間計算の仕方に関する法律にあったのです。

就学時期については、学校教育法第17条で「保護者は、子の満6歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから」就学させる義務を負う、というように就学時期が定められています。
そして学年始まりについては、学校教育法施行規則第59条で「4月1日」と定められています。
つまり、「子どもが満6歳になって初めて迎える4月1日に入学させましょう」という意味になるんですね。

たとえば、

  • 3月31日に満6歳になる子ども
    ⇒翌日の4月1日に小学校に入学する「早生まれ」
  • 4月1日に満6歳になる子ども
    ⇒翌年の4月1日に小学校に入学する「遅生まれ」

これだけ見ると、4月1日生まれの子どもが「早生まれ」に含まれるのは間違いなんじゃないかと思ってしまいますよね。

ですが、ここでキーポイントとなるのは「満年齢」の数え方。
「年齢計算ニ関スル法律」で年齢は「出生ノ日ヨリ之ヲ起算」し、民法第143条で期間は「起算日に応当する日の前日に満了」とされています。
どういうことかと言うと、4月1日生まれが生まれて6年の期間を満了して満6歳になるのは3月31日だということ。

たとえば、

  • 平成21年4月1日生まれの子どもは、毎年3月31日に満年齢で1つ年をとる
    ⇒平成27年3月31日に満6歳に達するので、翌日の平成27年4月1日に小学校入学
  • 平成21年4月2日生まれの子どもは、毎年4月1日に満年齢で1つ年をとる
    ⇒平成27年4月1日に満6歳に達するので、翌年の平成28年4月1日に小学校入学

法律上、満年齢は誕生日の前日に数えるので、4月1日生まれは前日の3月31日に満年齢となって、翌日から小学校に入学する早生まれに含まれるということに。
なるほど、こういう法律があるために4月1日と4月2日で学年が分かれてしまうわけですね。

 

法律自体がかなり古いものなので、何となく分かりにくく感じてしまいますが、ナゾ自体は解けたので満足することにします。
4月1日、2日近辺が出産予定日だった方は、子どもの学年が変わってしまうことにドキドキしていたんでしょうかね~。

 

 

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