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主婦ならではの視点でいろいろと気になることを綴っていきます。

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気になる子どもの低身長、病気が原因なら早めの治療が必要!

気になる子どもの低身長、病気が原因なら早めの治療が必要!

 

「うちの子、周りの子と比べると背が低い・・・?」
子どもの成長を見守る中で、ふと感じる不安や気がかりが“身長が低い=低身長”。

  • 標準よりも小さく生まれたから・・・?
  • 親も小柄だから遺伝・・・?

それとも

  • まだこれから伸びる時期だから心配しなくても大丈夫・・・?

など、背が低いのは一体何が原因なのかいろいろ考えてしまいますよね。

成長期に子どもの身長の伸びが悪いのは、親としてかなり心配なところ。
子どもの低身長はその原因を確かめて適切な対応をとることが大切です。

今回は、気になる子どもの低身長について、考えられる原因と病気の場合の治療法をまとめてみたいと思います。

 

 

今は身長が低くてもそのうち伸びるのでは?

「親も中学生以降に背が一気に伸びたから心配しなくても大丈夫!」というような意見をよく耳にしますが、必ずしも子どもが親と同じような身長の伸び方をするとは限りません。
もちろん、子どもの低身長の多くは体質的なもので個性とも言えるものですが、中には低身長の原因となる重大な病気が隠れている場合もあるのです。

また、子どもの身長が伸びる成長期は人生の中でも限られた期間です。
思春期が始まって骨が成熟し、大人の骨として完成してしまうとそれ以上は伸びません。
中学生や高校生になってから専門医を受診しても、すでに大人の骨になってしまっている場合は何の手立てもありません。
そのため、子どもの低身長が気になったらなるべく早めに専門医に相談することが重要になってきます。

 

子どもが低身長かどうか判断する目安はあるの?

以下の表は子どもの低身長の目安を表しています。

子ども 低身長 目安出典:http://tanizawa-childclinic.com/teisintyou.html

この表の該当する部分を見て、マイナス2SDを下回る場合は低身長であると定義されます。

さらに詳しく調べたい場合は、子どもの成長曲線を作成します。
成長曲線は母子手帳にも掲載されていますよね。

母子手帳 成長曲線

成長曲線を見ると子どもの成長過程が一目で分かります。
成長曲線のラインがマイナス2SDを下回る場合や急に伸びが悪くなっている場合には注意が必要。
もしかしたら治療が必要な病気が隠れていることも考えられるからです。

 

治療が必要な低身長にはどんなものがあるの?

低身長の原因となる病気は、大きく分けて内分泌疾患(ホルモンの疾患)非内分泌疾患(ホルモンに異常のない疾患)に分類されます。
ホルモンに異常が見られる病気は全体の20%以下ですが、専門医による診断をしっかり受けることができれば治療が可能です。

まずは採血検査をすることで精密検査が必要かどうか判断することができるので、低身長の専門診療ができる小児科を受診しましょう。

子ども 低身長 病院 受診

ホルモン異常の有無を確定する精密検査とはどんなもの?

身長を伸ばす成長ホルモンは、間脳の下にぶら下がっている下垂体から分泌されます。
下垂体からの分泌は、そのすぐ上にある視床下部というところで調節されています。
下垂体から分泌された成長ホルモンが肝臓に働きかけ、IGF-1と呼ばれる成長因子ホルモンが分泌されることで成長が促されます。
以上の流れに問題がある場合、成長が妨げられて低身長になるんですね。

ホルモン異常を判断するための精密検査は、下垂体からのホルモン分泌能力を調べる負荷試験と呼ばれるものになります。
成長ホルモンの分泌を促進する薬物を投与して、30分ごとに2時間採血を行います。

採血検査

 

 

低身長の原因と考えられる病気とは?

  • 成長ホルモンや甲状腺ホルモンなどの異常
  • 染色体の異常
  • 骨や軟骨の病気
  • 心臓・腎臓・肝臓・消化管などの内臓の病気
  • 精神的トラブル

など、子どもの低身長の原因はさまざまです。

そのうち、成長ホルモン治療が可能な病気には成長ホルモン分泌不全性低身長症がありますが、ホルモンに異常がない低身長にも治療ができる病気があります。
たとえば、骨の疾患である軟骨異栄養症や女児だけが発症するターナー症候群などが挙げられます。

また、最近治療が許可された低身長の病気としてSGA(Small-for-gestational age)性低身長症があります。
SGAとは、出生時に在胎週数に比べて小さく生まれてきた子どものこと。
SGA性低身長症とは、お母さんのお腹にいた期間に応じた標準身長・体重に比べて小さく生まれ、その後も大きくならない病気です。

赤ちゃん 保育器 未熟児 低体重児

出生後、順調に身長が伸びない子どもは低身長の約20%にあたるとの報告もされています。
体重が2500g未満で生まれた子どものほか、正期産でも2500~2700g前後で生まれた子どもの場合は注意が必要です。
このあたりの体重で生まれた子どもは、新生児フォローから外れるケースがあるので、どうしても見逃されやすいんだとか。

子どもの低身長が心配な方は、いま一度母子手帳で在胎週数、出生時の体重・身長を確認してみましょう。

 

低身長の治療にはどのようなものがあるの?

子どもの低身長の原因が分かれば、それぞれの症状に合わせた治療を行うことが可能です。

成長ホルモン不足や染色体の問題など、いくつかの病気が低身長の原因となっている場合には成長ホルモンを用いた治療を行っていきます。
成長ホルモンは身長を伸ばすだけではなく、全身の代謝や脳の発達に関わってくる重要なホルモンなので、分泌が十分でない場合はそれをしっかり補ってあげましょう。

子ども 低身長 成長ホルモン

低身長の治療にはお金がどれくらいかかるの?

低身長の治療に必要な成長ホルモンは高価なものですが、小児慢性特定疾患として公費助成が受けられるので安心です。
負担額としては月額最低0円から最高1万5,000円となります。

子ども 低身長 治療費

また、SGA性低身長の場合、子どもの外来の医療費を負担してくれる自治体もあるとのこと。
こうした公的な補助を利用すれば、治療費の負担額は大幅に軽減されるでしょう。

 

子どもの低身長を改善するためにできることは?

以上、子どもの低身長について、その原因となる病気や治療法を見てきました。
少しでも参考にしていただければうれしいです。

子どもの成長には“睡眠・栄養・適度な運動”という基本的な生活習慣がとても大事になってくるので、低身長を改善するために親としてできることはできるだけやってあげたいものですよね。
子どもの成長を促すサプリメントなども上手に活用して、限られた成長期をしっかり見守っていきたいですね!

 

 

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